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本市の防災対策 災害が発生した時に迅速に対応できるよう、高台や広場等の一時避難場所への避難道の整備支援、また、徳島県の事業として制度化された「津波から命を守る緊急総合対策事業費補助金」を活用し、災害時....

本市の防災対策 災害が発生した時に迅速に対応できるよう、高台や広場等の一時避難場所への避難道の整備支援、また、徳島県の事業として制度化された「津波から命を守る緊急総合対策事業費補助金」を活用し、災害時の避難拠点となる市内の小学校に、備蓄倉庫を設置し、発電機や災害用の簡易トイレなどの資機材を備え、初動体制を確立するための整備を進めているほか、夜間の災害発生および電源停止の場合を想定して、LEDや太陽光発電システムを使用した避難所への誘導灯を増設したいと考えています。地域産業の活性化 東京に本社がある「並木精密宝石株式会社 秋田工場」の機能の一部が、辰巳工業団地に四国工場として開設されています。 この工場は、既存の立地企業から2千8百平方メートルを借り受け、平成23年5月から一部操業していましたが、8月末までに約8億円を投じて製造設備を増強し、試験運転も順調に推移したことから、9月から本格稼動を開始したと伺っています。 「並木精密宝石株式会社」は、資本金1億円、従業員596人で、最先端の技術力により工業用宝石部品のほか、携帯電話用の振動機器、医療機器などの精密部品の製造販売を行っており、当四国工場には、秋田工場などから約30人の方が来られ、LED関係の人工サファイア基板の生産に従事されていますが、順次、地元採用を予定していると伺っています。 また、LED関係の市場は、より高度な技術開発が求められる分野でもあることから、本市といたしましても、当該企業に工場設置奨励条例の適用を検討し支援するとともに、一層の発展と地域経済の活性化、さらには雇用の場の拡大を期待しているところです。スケートボード場の建設 若者同士の情報交換の場として、また、スポーツの振興を市の活性化につなげる観点から、羽ノ浦健康スポーツランド内にスケートボード場を建設することとし、その設計段階において市内のスケートボード協会と協議を重ね、コース設計を進めてまいりました。 このことから、各競技施設いわゆるセクションについては、それぞれ特徴のある形状となっており、既製品では対応が難しく、また、経済性からも、セクションは現場打ちのコンクリート製としています。 対象とする利用者は、初心者から上級者までとしており、約1千5百平方メートルの敷地内には、広場の他にレベルに合わせさまざまな楽しみ方ができる「スネーク」といわれるセクションや、各種の段差やスロープが楽しめる「ストリートバンク」といわれる多機能型セクションなど、9つのセクションを設けています。 8月9日に工事の入札を行い、平成23年11月後半の完成をめざし工事を進めており、12月上旬の供用開始を考えています。定住自立圏共生ビジョン 協定書で示された政策項目ごとに、1市・2町の職員および民間の関係者を交えた担当者部会を開催し、事業概要やそれぞれの役割分担等を明確化した素案を作成しました。 その後、関係機関の代表者や有識者等で構成された懇談会での意見交換、また、パブリックコメントの実施を経て、圏域の将来像や、具体的な取り組みを盛り込んだ「阿南・那賀・美波 定住自立圏共生ビジョン」を策定することができました。 「住む人、来る人の心をつむぐ、やすらぎと活力の光あふれるネットワーク」を将来像として掲げ、「医療機関の連携体制・ネットワーク構築推進事業」や「医師確保対策事業」、また「保育所広域入所に関する連携事業」「大規模災害時の相互応援支援体制整備事業」「火葬場使用料軽減事業」など40項目の事業を示しています。9月定例市議会 市長所信 9月議会が9月2日から20日までの19日間の日程で開催されました。開会日には、議案審議に先立ち、当面する市政の重要課題につきまして、市長より所信が表明されました。今議会で表明された主な内容につきましては、次のとおりです。 紙面の関係で一部を抜粋し、要旨部分のみ掲載しています。全文をご覧になりたい方は、市ホームページをご覧ください。平成23年(2011年)10月1日〔第639号〕広報12