koho-anan_2011.10

koho-anan_2011.10 page 14/32

電子ブックを開く

このページは koho-anan_2011.10 の電子ブックに掲載されている14ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
 「うを座」の活動が気仙沼復興の力となる?。そんな「夢ゆめつくり創」の思いが多くの人の心に届き実現した気仙沼復興支援合同ミュージカル。舞台を通して子どもたちの健やかな成長と、強い絆が結ばれることを願っ....

 「うを座」の活動が気仙沼復興の力となる?。そんな「夢ゆめつくり創」の思いが多くの人の心に届き実現した気仙沼復興支援合同ミュージカル。舞台を通して子どもたちの健やかな成長と、強い絆が結ばれることを願って、8月28日、阿南市市民会館大ホールで開催されました。 「夢つむぎの詩うた」は、「うを座」のオリジナル作品。縁あって、平成16年の「夢創」第7回公演では、「うを座」から友情出演するなど、互いが交流を深めた作品でもあります。 今回の合同公演には「うを座」からOB・OGを含む10人が参加。「夢創」の保護者やスタッフ等を含め101人で臨む大舞台となりました。 ミュージカルは、昔懐かしい木造校舎のシルエットから始まります。山奥にある「竹の子村分校」に転校してきた少女と村の子どもたちが、心の中にある〝夢つむぎ″と触れ合うなかで、親と死別した悲しみを乗り越え、歌う楽しさや生きる喜びを見つけていくという物語です。 〝夢つむぎ″とは、心の中に居る悲しみや喜びを分け合ってくれる友達。夢を一緒につむいでくれる大切な仲間たち。その不思議な存在が物語のなかで解き明かされていきます。迫真の演技を繰り広げる子どもたちの姿が、震災の悲しみを乗り越え、前向きに生きていこうとする姿と重なり、多くの人の心を打ちました。「人には悲しみを希望に変える力がある」そんなメッセージが伝わってきたとき、私たちも深い感動に包まれました。 「夢にあふれる時代がきっとくる、きっと来る。希望に満ちた時代がきっと来る、きっと来る」テーマソングを熱唱する出演者たちのきらめく笑顔は、舞台をやり遂げた充実感に満ち、「きっとがんばれる」という強い絆で結ばれていました。阿南の地で結実した友情、そして舞台にかけた情熱は、気仙沼復興への確かな原動力となり、未来を切り開く希望の光となってくれることでしょう。 「がんばろう日本」を阿南から?。この思いに終わりはありません。2000人の心に届いた舞台にかける情熱と友情舞台で輝く子どもたちの姿にこそ 私たちの未来がある阿南から発信しよう 「がんばろう日本」を!平成23年(2011年)10月1日〔第639号〕広報14