koho-anan_2011.10 page 16/32

このページは koho-anan_2011.10 の電子ブックに掲載されている16ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要：
ィーシートの収益金と支援金の目録を贈呈阿波踊りで歓迎する「夢創」の皆さん気仙沼市内で活動する「うを座」を訪問「うを座」座長　鈴木恒子さん　　３月11日、私たちは大切な家族、親類、親しい友、知人を亡くしま....

ィーシートの収益金と支援金の目録を贈呈阿波踊りで歓迎する「夢創」の皆さん気仙沼市内で活動する「うを座」を訪問「うを座」座長　鈴木恒子さん　　３月11日、私たちは大切な家族、親類、親しい友、知人を亡くしました。生き残った私たちの半数も住み慣れた家、長い間培ってきた日々の暮らし、そして未来、その全てを一瞬に失いました。瓦礫となったふるさとのまちで、ただ呆然とした日でした。　３月の末、この舞台の演出・振り付け・ダンスの指導をしていただいております鎌田真由美先生が、たくさんの支援物資を大きなバスに乗せて私たちに会いにきてくださいました。それが被災後、初めて子どもたちの元気な顔を確認した日でもありました。　その鎌田さんから思いがけない提案をいただいたのです。今日のこの舞台です。私は無理だと思いました。折れそうな心を必死に堪えて、あの災害時で一生懸命頑張っている私たちには、舞台に費やすエネルギーはない、そう思いました。でも、今日こうして実現させていただきました。今は奇跡としか思えません。子どもたちの姿にこそ　私たちの未来があると信じて「夢創」団長　久米良久さん　　３月11日の大震災で風光明媚な気仙沼は壊滅的な被害を受けました。一日も早い復興を心から願っております。　震災後まもなく、『「うを座」の子どもたちを元気づけたい』『復旧・復興で大変なときだが、子どもたちに夢と勇気を与えることが何よりも大切だ』そして、『「うを座」の活動が気仙沼復興の力になる』という思いでこの合同ミュージカルを企画いたしました。　　趣旨にご賛同いただき多大なるご支持をいただいた指導者の先生方、スタッフの皆さん、ご奉仕をいただいた皆さん、そしてチケットをご購入いただき会場にお越しくださいました皆さんのおかげをもちまして、本日の公演を無事に開催することができました。すべての皆さま方に心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。気仙沼と徳島・阿南が一緒に夢をつむいで夢・勇気・感動を舞台から発信！　　希望に満ちた時代が　きっと来る　きっと来る平成23年（2011年）10月1日〔第639号〕広報16